さすがJAPAN!生み出す技術が文化財!?有田の一大窯元「今右衛門窯の秘密」とは??

さすがJAPAN!生み出す技術が文化財!?有田の一大窯元「今右衛門窯の秘密」とは??

JAPANが誇る有田焼の三大窯元(柿右衛門・源右衛門・今右衛門)の一角をなす今右衛門窯!!ここでは他の有名有田焼ブランド(柿右衛門・源右衛門)との特徴的な違いって何?どこの美術館で直に見て回れるの?実際に購入するなら幾らぐらいの価格で取引されるの?についてまとめてみました!!


今右衛門窯ってどんな焼き物??

今右衛門窯ってどんな焼き物なの?他の有田焼有名ブランド(柿右衛門・源右衛門)と違った特徴をもつ「今右衛門窯の技術が引き継がれてきた歴史」と「今右衛門窯だから感じることができる魅力」についてご紹介します!!

今右衛門窯の技術は「佐賀藩鍋島の御用達」から始まった!!

今泉今右衛門窯は歴史的に分類される鍋島焼の種類の中で「色鍋島」と呼ばれる「藍色の絵具(顔料)で下絵を描いて焼き、赤・黄・緑の色で上絵をつけた焼き物の伝統技術」を継承してきた窯元です!

この色鍋島を作る「今泉今右衛門」は佐賀藩の御用赤絵師を務めてきた家系でした!

特にその技術を後世に伝えるために「赤絵の絵付きの秘法技術」を今泉今右衛門に伝えたのが今右衛門窯の始まりだといいます!

今右衛門窯の今泉今右衛門(いまいずみいまえもん)家は、日本で初めて赤絵付けの技法を取り入れたといわれる酒井田柿右衛門、絵付けの柄をインテリアやアクセサリーまでに発展、展開させた源右衛門とともに、「有田の三右衛門」と呼ばれ、有田焼の歴史において欠かすことのできない家系であるといえます。

今泉今右衛門窯は、360年という長い歴史を持ち、色鍋島の伝統技術を今日まで継承してきた。色鍋島。なんとも優雅な響きを持つこの色絵磁器は江戸時代、一切、市場に流通せず将軍家や宮中への献上品、他大名への贈答品だったという。

色鍋島は、柞灰釉による青みのある釉薬に特徴があります。「色鍋島今右衛門」は、この柞灰釉による青みのある釉薬に染付の青、赤絵付けの赤、黄、緑、洗練された草花文様で構成された現代色絵の作品です。

現代の今右衛門窯でしか味わえない魅力は「黒はじき」の技術!!

「黒はじき」は鍋島(焼き物)を作るうえで用いられてきた「白抜き(印刷や染色で文字または模様の部分だけを白地で残すこと)の技術」の特徴です!

江戸期から存在していた技術ながら、あまり使われることはなかったみたいです!

この技術を用いて、色鍋島を作り上げてきたのが「今右衛門窯」流なんです!

ここが柿右衛門・源右衛門と比べて異なる特徴となってます!!

十四代が襲名以来こだわり続ける技法は「墨はじき」です。もともと江戸時代から色鍋島の技法の一つとして使われてきた技法ですが、主に地紋という背景の部分などに使用された、どちらかといえば脇役の技法でしたが、十四代はそれを主役の技法として復活させました。

今右衛門さんは「墨はじき」という技法を取り入れる。まず墨で文様を線画で描く。そのうえに染付や薄墨の絵の具をのせる。墨は膠(にかわ)で固めているので線画の部分だけ絵の具をはじく。焼成すると墨は燃えてなくなり、磁肌の色が白抜きされるというものだ。

「墨はじき」とは、江戸期から鍋島ではよく使われた白抜きの技法である。技法の手順としては、まず墨で文様を描き、その上を染付で塗る。すると墨に入っている膠分が撥水剤の役目をし、墨で描いた部分が染付の絵具をはじく。その後、素焼の窯で焼くと墨が焼き飛び白抜きの文様が現われるという、染織のろうけつとよく似た技法である。

今右衛門窯の有田焼はどこの美術館で見ることができるの??

上で紹介した「歴史ある今右衛門窯」を見学できる代表的な美術館を紹介しちゃいます!!

今右衛門窯それ自体の歴史に加え、先ほど紹介した「黒はじき」の高度な技術も美術品から学ぶことができます!!

今泉今右衛門窯:
 
370年の歴史を誇る今右衛門の窯元です!

現代の十四代目当主が「黒はじき」の技術をもって作り上げた作品を多く見ることができます!

場所:佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-15
営業時間:8:00~17:00
定休日:第1日曜日、12/30~1/5、8/15~16

この記事のライター

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