その焼き物は有田焼?陶器?磁器?「様々な種類の焼き物」を知ろう!

その焼き物は有田焼?陶器?磁器?「様々な種類の焼き物」を知ろう!


先ずは、ちょっとした興味から調べてみよう!近くにある焼き物は何??

私たちの毎日の生活に欠かせないものとして、あなたは何を思い浮かべますか?

日常生活の中には様々な道具が欠かせませんが、中でも生活に密着しているものが「焼き物」すなわち陶磁器です。

毎日の料理や食事で使うお茶碗や皿はもちろん、リビングを飾る花瓶や置物は焼き物でできています。また庭の植木鉢も焼き物ですし、実はトイレの便器も陶磁器でできています。

それほど私たちの生活に欠かすことができない焼き物ですが、焼き物と一言で言ってもその種類は一つではないのです。

そこでここでは、私たちが言う「焼き物」にはどんな種類のものがあるのかについてお伝えしていきます。

材料や製造方法が異なる??大きく分かれる「焼き物の種類」!!

焼き物には、大きく分けて「土器・陶器・磁器」の三種類があります。

この三種類の違いの一つは「焼成の温度」です。

土器は大変歴史が古く、縄文時代に作られていた縄文土器は世界最古の焼き物であろうと言われており、現在の焼き物の元となっていると考えられています。

この土器を1000度以上の高温で焼成させたものが「須恵器」と呼ばれる焼き物です。須恵器は5世紀半ばに朝鮮半島から伝わったと言われており、10〜12世紀まではこの製法で焼き物が作られていたようです。

その後に朝鮮半島より窯焼きの技術が伝来したことで、土器よりも高い1200度ほどの温度で焼成することができるようになりました。

そうして生まれたのが陶器です。陶器は土器よりも硬く焼き締められた焼き物で、ここから釉薬や絵付けの技術により有田焼などの焼き物が生まれるのです。

その有田焼で初めて焼かれた焼き物とされるのが磁器です。磁器は陶器とは原料が異なる焼き物で、陶石や長石などを使用した焼き物で白い生地が特徴です。陶器よりも高い1300度以上の温度で焼成するのでとても強度があり薄手で、日常使いの食器として好まれています。また有田焼に関しては、デザインの可能性が広がり、青一色で模様柄を描く青磁や、赤や緑といった色付けが可能となりました。

このように、焼き物とひとくくりにして言ってもこれだけの種類があるのです。

あなたもぜひ、こうしたことを参考にして焼き物の産地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

画像は左より、土を材料とした陶器と石をメインの材料とした磁器です。

土器は土特有の温かみが感じられます。磁器の石の素材の特性上、触り心地の良いツルツルとした表面になります。

陶器と磁器、具体的な違いは何??材料以外の見分け方や使用用途の違いについて!!

以上を踏まえて、焼物は陶器と磁器のどちらが好きですか?

フィーリング的にはどちらが好き、というのはあるでしょうが、日常生活ではかなり、どちらも使っていますよね。

ご飯茶碗も磁器のものもいいけど、陶器のものも捨てがたい。

先ほど述べたように、陶器と磁器の一番大きな違いとは、原材料の違いと言えます。よく、陶器は土もの、磁器は石ものと言ったりするように、陶器は自然界で採れる粘土などが用いられ、磁器は陶石と呼ばれる石の粉が使われます。陶石はガラスの材料で使われる長石、けい石が多く含まれていて、それに粘り気を出すため粘土も加えています。

「陶器」と「磁器」一見すると、どっちがどっちか分からない見た目の場合、どうやって判断すればよいのでしょうか??

その見分け方(判別の仕方)は「音の違い」にありました!!

食器などで一見して陶器か磁器か見分けられないときは、軽く指で弾いてみると、音で分かります。粘土を原料とする陶器は叩くと鈍い音がして、ガラスの材料となる石の粉で作る時期は叩くと高い澄んだ音がします。

また、磁器は陶器に比べて薄く作ることができ、反対側から光を当てると透けて見えるのも特徴です。焼物の見た感じや手触りは原料の違いからくるのでしょう。例えば磁器は、緊張感のある硬質な雰囲気が漂っていて高級感を感じますが、その一方で陶器より硬く焼き締まりますから、破損しにくいという特性があり、日常の食器にも多く使われているのです。

土ものの陶器は粘土からロクロや手びねりで成形するので、人間の手の温もりが感じられるのが特徴です。日本酒が好きな方なら、土もののグイノミや猪口の風合いと唇の触感が堪らないという声も多いでしょう。

磁器は硬いといいましたが落とすと割れますし、陶器はもっともろいものですが、焼物の魅力とは壊れてしまうものの儚さにこそあるのかもしれません。

株式会社香蘭社(こうらんしゃ、KORANSHA Co., Ltd.)は、佐賀県西松浦郡有田町に本社・工場を置くセラミックスメーカーである。主な製品は高級陶磁器やがいしなど。有田町の他、岐阜県多治見市にも工場がある。

有田焼の香蘭社は、創業325年。世界各国で数多くの名誉金牌を受賞した有田焼の美術工芸品、食器はもちろん、骨壷や万華鏡など多彩な商品の製造販売をしています。陶器の技術を活かし、碍子、セラミックの工業製品もご提供します。

香蘭社は、明治期に深川栄左衛門によっていち早く有田焼の新たな用途開発と輸出に乗り出し、業界を牽引してきた創業130年の窯元です。

明治期に建てられた有田本店は、1階がショールーム、2階が古陶磁陳列館となっており、古陶磁から現代のものまで香蘭社の歴史ある作品をご覧いただけます。

伝統工芸品から家庭用食器まで豊富な品が取り揃えられた1階ショールームでは、明治期の繊細な描写とクラシカルな風合いを現代の技法で再現させたシリーズや、古陶磁などの復刻版も揃います。

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