岩手県が生んだ長く使える芸術品!高級タンス「南部箪笥」とは!?

岩手県が生んだ長く使える芸術品!高級タンス「南部箪笥」とは!?


みなさん、こんにちは!今回も「海外へ発信されるべき日本が誇る伝統工芸品」についてご紹介していきたいと思います^^!!

今回ご紹介します作品は、今までの焼き物(陶磁器)・切子ガラスや印伝(鹿革と漆の工芸品)とは違い、少し大きなサイズの伝統工芸品です!!みなさんのご自宅では「以下の写真のようなもの」置いてらっしゃいますか^^??

そう!今回のテーマは「箪笥(タンス)」になります!「箪笥」というのは日本の古典的な家具の名称で、国内で長く使われてきた引き出しを主とした収納家具のことを言います!これは日本人の生活文化の中で着物という服を大事にしまっておくために使われてきた伝統工芸品の一種です!後ほど、ご説明しますが箪笥には日本の文化特有の「漆の技法」が用いられてきたことで、この効果により虫やカビから大事な着物を守ってくれたり世代を超えても長く家庭で愛用されてきた代表的な日本の伝統工芸品と言えるでしょう!

そして日本人が箪笥と聞いて、先ずイメージしたりするものは基本的に「上記の着物や小物等を収納してきたような引き出しの収納家具」のことで「和箪笥」と呼ばれるものです!これに対して「洋箪笥」と呼ばれ、明治期以降から使われてきている海外輸入の箪笥もありますが、これは着物というよりは洋服をしまっておくもので(着物と違い)取り出したい時にさっと服を取り出せるように開き戸になっており、ハンガーがかけられる仕様のものです(洋箪笥は移動させることのできるクローゼットのようなイメージですね)!!

箪笥という伝統的アイテムは、常に持ち運ぶものではなく、お家の中に設置したら長く家庭の中で使われるべきものです!なので、江戸時代に作られ、明治時代以降に全国へと普及したいった箪笥は「花嫁道具」として贈られたり譲渡されてきた文化的風習が日本人の中にあるらしいです!!

今回は、その日本の歴史の中で長く愛用されてきた「箪笥」のブランドとして最も有名な東北地方・岩手県発祥の伝統工芸品である「南部箪笥(なんぶだんす)」について詳しくご紹介していきたいと思います^^!!

元来「箪笥」とは、日本の古典的な家具の名称であり、英語で"Tansu"と呼ぶのは、そうした引き出しを主とした収納家具である。現在ではこれらを和箪笥とも呼ぶ。一方、近代になって西洋風の収納家具が用いられるようになったときにも、これらを箪笥に含めて、洋箪笥や洋服箪笥などと呼ぶようになった。英語でいう"Wardrobe"(外来語としてのワードローブ)などがそれにあたる。

お着物は着ている時間よりも、収納している時間の方が長いのです。

桐たんすは、お着物をシワになりにくく収納でき、虫やカビからも守ってくれるので、
いつでも最高の状態で素敵な着こなしができます。

また普通の家具と違って、お着物を収納するために作られているため、どこに何が収納されているかが とてもわかりやすく、使い勝手が格段にいいのです。

江戸時代に作られた箪笥は、明治時代に花嫁道具として全国に普及し、日本各地で特色ある箪笥が作られるようになりました。しかし、こうした箪笥は戦後どんどん消滅していきました。そんな中、頑なに伝統を守っている集団のひとつに、「岩手民芸-南部箪笥」があります。

日本を代表する高級タンス「南部箪笥」とは何なのか?

日本人にとって箪笥とは何か?序盤でざっくりとお話しました!

昔から日本は西洋文化と比較して、食文化を始めとして様々な点で異なってきました。もちろん身につける衣類もしかりです!日本の「箪笥」とは日本人が来ていた着物や袴を収納するために使われていたとされますが、その歴史の中で「南部箪笥」とはどのような歴史的背景により生み出されることになったのか?また南部箪笥と呼ばれるものの特徴とは何なのか?南部箪笥ができるまでの工程をざっくりとお伝えしながら、南部箪笥の「歴史」と「特徴」に触れていきましょう^^

「南部箪笥」の歴史とは:箪笥の歴史(江戸時代)から遡る!高級タンスを生み出した岩手県(旧南部藩の地)とは!

箪笥の歴史については諸説ありますが、多くの日本人たちの生活に浸透したのは江戸時代末期から明治時代に入っていってからだそうです。もともと、箪笥のように着物などを収納しておく物は平安時代からあったそうですが、西洋文化のクローゼットなどのアイデアにより日本の文化として再び「和箪笥」として花開いたのがその頃だったようです!最初は庶民の手には決して届かないほどの高価な品だった箪笥ですが、明治以降には多くの日本人へ普及していき「生活をするために必要な伝統工芸品」へとその認識は変わっていったようです!!

そこで国内における箪笥の増産が開始されるにあたり、一方で高級な箪笥という新たな伝統工芸品の需要が高まってきます。そこで地元の品質の高い資源や技術力を発揮して、高級タンスの生産を開始したのが東北の岩手県(江戸期では旧南部藩の地)でした!四国四県の面積にほぼ匹敵するほど広大な面積を持つ岩手県では、優良な木の材料である「欅(けやき)や桐といった高級タンス作りに必要な材料」が多く揃っており、また日本独自の先進的技術として優位性をもっていた「漆を用いた塗装加工」も相まって「高級な和箪笥」に代表される「南部箪笥」が登場することとなったそうです!!

南部というのは、具体的には現在の盛岡市以北と青森県南部と秋田県北部地域の重なるエリアだったそうで「南部藩」として南部箪笥を生み出してきた歴史ある地域になります!その中でも岩手県九戸村(くのへむら:岩手県九戸郡九戸村)という地が、かつての南部藩のほぼ中心地として「南部箪笥」の多くを生み出してきたそうです。長い住民の生活の歴史の中で、(特に岩手県で)愛されてきた南部箪笥は、今や岩手県指定伝統工芸品として保護されている貴重な文化の一つとして認定されるまでになったんですね!!

江戸時代末期から明治時代に入る頃合いになると徐々に人々の生活に箪笥という新しい収納箱が浸透して行くこととなる、日本文化の中に西洋文化のクローゼットというものが日本的に変化したもの、それが『和箪笥』だ。だがここで気になるのはどうしてクローゼットから派生したと考えるに妥当な代物の言葉が、どのように誕生したのかも気になるところだ。

南部箪笥(岩手県)
四国四県の面積に匹敵する広さをもつ岩手県は、優良材の産出量は国内トップクラスで、平安末期、平泉に栄えた奥州藤原氏の文化の影響により、旧南部藩、伊達藩全土に普及しました。幕末までは岩手県盛岡市以北と青森県南部、秋田県北部地域周辺が南部藩といわれ、みちのく800年の地方文化と歴史をもつ「南部箪笥」が発展してきました。

幕末まで、現在の盛岡以北地域と青森県南部、秋田県北部地域周辺は「南部藩」と言われ、みちのく南部八百年の地方文化と歴史を有しておりました。岩手県九戸村はその南部藩のほぼ中心的な地域であり、その歴史的背景から九戸村で作られた箪笥を「南部箪笥」と称しております。南部箪笥は岩手県指定伝統工芸品に認定されています。

「南部箪笥」の特徴とは:材料の加工から漆塗りまで!高級タンスが完成していくまでのプロセスを追っていきながら!

南部箪笥の特徴は先ほど少しお伝えしましたように、高品質の木材(欅や桐など)を使って製作されているという点です。ちなみに南部箪笥以外の漆製品に関しては、漆や模様を描く前の木地として使う木材には、さまざまな種類があるそうです!漆塗り作品というのは漆の樹液を木地に塗るために使って作品を完成させるスタイルのものです。実際に、今でも桐ダンスと呼ばれる和箪笥は日本国内で高級品として取引されてきました。この優良な原木材等を箪笥製作に使える素材にするために適切な処理で加工している点、これが特徴その①になります!具体的には、南部箪笥は材料として選択した良品質な欅の木材等を数年ほど寝かせて自然乾燥させます。この工程を踏まえることで、南部箪笥を製作する際に木材の割れや狂いが減少するらしいです。この丈夫な欅等の素材を贅沢に活用しているのが南部箪笥そのものの特徴につながっているのですね!次に、作風自体の特徴とは言えないかもしれませんが職人さんの手作業により、素材となる木材の板が加工されていきます。この工程により、バラバラだったそれぞれの素材の木材の板が本体へと連結できる抽斗(ひきだし)に変わっていきます!!

次に、箪笥の形として完成した木材の板の表面に漆(うるし)塗り作業があります!「漆塗り」というのは「漆の木から採取した樹液を加工して作った天然樹脂を塗料や接着剤として塗ったり(模様付け)をしていったりする作業」になります!漆塗りの効果はすごく、熱・湿気・酸・アルカリ性にも強く腐りを防ぎ、防虫の効果まで期待できるそうです!日本が最も誇り先進性を築いてきた文化ですね!この漆塗りの工程を行うことで木目の美しさを引き出したり、(漆塗りにより)色模様をほどこすことによって完成したデザインが南部箪笥の➁つ目の特徴になります!極めてざっくりとですが南部箪笥はこの①と②の特徴によって捉えられることができるでしょう!また、塗りの種類には「摺り漆塗・石目漆塗・木地呂漆塗・津軽塗」など4つのタイプがあるそうです!!

では具体的に完成した「南部箪笥」を見ていきましょう^^!!

この記事のライター

人気のギフト